何から自由になる?アドレスホッパーって?

 

こんにちは、梶原しげこです。

 

あなたは「アドレスホッパー」
という言葉知っていますか?

 

「アドレス」住所、「ホッパー」転々と?
ということで、一拠点での定住にこだわらず、
移動しながら生活する人のことです。

 

アドレスホッパーとは、第一人者である市橋正太郎
(いちはし・しょうたろう)さんが提唱した
ライフスタイルで、特定の住所を持たず、
リビングサービスやゲストハウスを活用し、
各地を転々としながら暮らすことを意味します。
若者の間で話題となっており、
中には若い女性の実践者もいます。
小さな島が集まっているリゾート地を訪れ、
それぞれの島を短期間滞在し転々とする
「アイランドホッピング」という言葉に
インスパイアを受け、「Adress(住所)」と「
Hopper(転々とする人)」という造語が生まれました。

『アドレスホッパーとは〝定住しない暮らし”』から引用

 

そう言えば、数年前に
不思議な女性に会いに行きました。

 

家を持たず、
定職も持たず、
知り合った人の家に泊まりながら、
生活しているのです。

 

家出した女子高生の果てなのか、
アドレスホッパーの走りなのか、
私の好奇心は高まるばかりでした。

 

会ってみるとイタリア製の
ワンピースに身を包み、
ミロのビーナスがプリントされた
ポーチを持っている、
小柄でかわいらしい、
かつちょっと不思議な雰囲気を
まとっている女性でした。

 

彼女は日本中、いやいや世界中、
行きたい時に行きたいところに
足を運ぶのです。

 

美術館、博物館、舞台を
あれこれ見に行き、
自分の興味のあることを色々学んで、
そして知り合った誰かの家に
泊めてもらったり、
部屋を貸してもらったりして、
暮らしているのです。

 

私と会ったのは、
私の知り合いの男性の家に
半年ほど居候している時でした。

 

愛人ですか?
援助交際ですか?

 

そんな私のふくらんだ
想像はバーンと否定されました。

 

彼女はその知り合いの男性に
頼る必要など全くないほど稼いでいて、
肉体関係もないのです。
(本当だと思う。)

 

「男性の家に泊まって襲われたり、
怖い目に合わないのですか?」と
いう問いに素敵な表情で
ふふっと笑いながら
「私シールド張ってあるのよ」と
答えてくれました。

 

家を持たず、
定職も持たず、
どうやって暮らしていけるのか?

 

不思議でしょう?

 

彼女は元々企業で
コンサルタントをしていて、
いくつもの賞を受けるほど
活躍していた人なのです。

 

ある時、仕事も家も手放したら
どうなるか試したくなって、
どちらも手放したそうです。

 

今でも月に数時間、
誰かの相談に乗ってお金を稼ぎ、
その人柄や魅力に惹かれた人たちから
「うちに泊って」とお願いされる
そんな存在なのです。

 

それも自分の気が向いた時に、
気が向いたことだけに相談に
乗るのです。

 

うらやましい。

 

怖くはないのか、
これからどうなるのか
不安にならないのか。

 

そんな考えは彼女の中には
全くないように見えました。

 

 

元々そんなにすごい人だから、
そんな生活ができるんだ。
そりゃ、そうですよね。

 

でも、リモートワークが
広がって、「アドレスホッパー」
という言葉が生まれてきたこの時代、
「住む」ということや
「稼ぐ」ということが
今までの当たり前を超えて
大きく変化し、自由に
なってきたことを感じます。

 

あなたは何から自由になりたいですか?

 

私は今自分が持っている考えや
思い込みから少しずつ解放されて、
自由になっていきたいと思っています。

 

そうすれば、まだ私が見たことのない
新しい世界を体験できるからです。

 

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踏み出しませんか?

 

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